7.ウチのごはん
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 ウチの朝メシは、白ごはんにみそ汁が定番だ。それから、母ちゃんお手製の漬物を山ほどに、少しのおかずも。平皿の上…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 ウチの朝メシは、白ごはんにみそ汁が定番だ。それから、母ちゃんお手製の漬物を山ほどに、少しのおかずも。平皿の上…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 米が少しに対して大量の水が入った小さな鍋をコンロに置くと、つまみをひねった。ボッと音をたてて火がつくから最初…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 こたつを出したのは良かった。 いくら外が寒くても、家にぬくぬくとした居心地の良い場所があるのは、心がほっと落…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 布団の中から見上げる天井は私にまだ、他人のフリをしている。この天井は私に木目が、いくつあるか教えてくれないし…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 腹が空く時は、夜中でも空くもんだ。 連合会議が長引いたせいで今日の夕飯は、そこらの商店で買った、中身がスカス…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 木の葉崩しが終わった後、私たち兄弟の関係は少しずつではあるが変わり始めていた。 任務、任務の毎日でゆっくりと…
※自分向けに発行したコピー本の再録です。シカテマの幼少期~新奈良家までを、ごはんの視点でお話にしただけです。 「おい、シカマル。起きろ」 オヤジに足蹴にされて起きるのが、アカデミーが休みの日の定番だった。休みの日といった…